2010年02月22日

★No.69【未来を手に入れる】



未来を手に入れること、できます



旬な話題を。


高橋大輔は銅メダル。織田信成は7位入賞。


個人的には何れも素晴らしい結果だと思いますが、明らかに世間の評価も彼ら自身の満足度にも雲泥の差があります。


それは天国と地獄程の差があると言っても言い過ぎではないようにも思えます。


高橋大輔には賞賛と満足。織田信成には同情と後悔。


この差はどこから生まれたのでしょうか。


実はこの二人の思考には決定的な差があるのです。


もちろん私自身は、この二人と話をしたこともなければ、実物を見たことさえありません。


しかし、テレビのインタビューで決定的な二人の差を感じ、何れはこのような結果になるであろう事は、彼らの考え方の中にあったことが分かってきました。


高橋大輔が、4回転ジャンプを失敗し、演技を終了したとき、実況アナウンサーは、

「4回転ジャンプの失敗から見事立て直して高得点を獲得した」と評しました。

しかし、本人は演技後のインタビューで、

「4回転ジャンプを失敗することを想定した練習もしていたので、その後の演技に集中できました」と答えています。


つまり、彼は、「立て直した」のではなく、単に「想定の範囲内」であったに過ぎないのです。


高橋大輔の演技は、自ら想定する未来の中に収まりました。


もし彼が4回転ジャンプの失敗を想定していなかったなら。


結果は想像に難くありません。



そして織田信成は、競技の前に既に靴紐が切れており、応急処置をしています。理由は、「感覚が狂うのが嫌だったから」です。


一流のアスリートの感覚はちょっとしたことで狂うものでしょうから、この判断は正しいものだったのだろうと個人的には理解しています。


では、彼は、「競技中に靴紐が切れたらどうするか」というところまで想定していたのでしょうか。


後のインタビューからは、そのような準備をしていたといった発言は聞くことは出来ませんでした。


織田信成の演技は、想定する未来以外の結果となりました。


もし彼が靴紐が切れることを想定していたら。

感覚よりも切れないことを優先して交換するか、切れても後悔しない覚悟を持って演技に挑んでいたことでしょう。


私たちが生きていく中で、何かに挑戦するとき、また、何かを判断するとき、最も悪い結果から最も良い結果まで、そんなに多くの幅があるわけではありません。


殆どの場合、その結果如何でどうなるかは想像できる範囲内だと思います。


重要な挑戦や判断を行うときに重要なこと。


それは考えうる未来を想定して、対応できる準備をしておくことです。


挑戦や判断が重要であればある程、人は動揺し、緊張し、また失敗を恐れます。


そんな時にこそ、あらゆる場合を想定して準備をしておくこと。特に失敗したときの心の準備が重要です。


先回りして、考え得る未来を手中に収めておくことで、より成功への確率が高まっていくことでしょう。


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