2010年02月08日
★No.68【建前が本音であること】
意見の違いはストレスではなく楽しみなのです。
人には建前と本音があるというのが一般的な考え方です。
しかし、私には、建前と本音は殆どありません。
こんなふうに書くと、まるで私が、自分自身をまるで聖人君子かのごとく喧伝しているように思われるかも知れませんが、当然ながらそうではありませんし、残念ながら聖人君子にはほど遠い人間です。
では、なぜ建前と本音が無いのでしょうか。
例えば、ある一つの問題にAという考え方とBという考え方があるとしましょう。
私はAを主張する人の前では、そのAに賛同し、Bを主張する人にはBを賛同するということが良くあります。
見方によっては、お調子者とか八方美人といったところでしょうか。
ところが私がある意見に賛同するときには、殆どの場合その意見に心から賛同しています。
その理由は、自分自身の意見がどうであれ、その人の生き方や価値観、さらには目指す目的によって考え方が異なることは明白であることを常に意識をしているからです。
また別のシーンでは、
公的な場である意見に同意しながら、その後の気の置けない仲間達との会合で、その意見を否定するようなことを言っていることもあります。
これも同じくどちらも本音です。
つまり私自身の中でも一つの問題に対して常に2通り以上の考え方を持っているということなのです。
一つの意見や方針は、何を目的にするかによって答えは異なります。また目的は同じでもその達成に向けての手法によって考え方は全く違います。
そう考えると、人の意見を否定すること自体が、無意味だとも言えます。
人の意見を否定すると、相当なエネルギーが必要ですし、否定される側もエネルギーを消費します。
ですから、意見が食い違うときは、否定するのではなく、全てを肯定することから始めてみてはいかがでしょうか。
そして、なぜその意見を持っているのかをじっくりと聞き、分からないところは納得できるまで質問していくのです。
そうすることで人の話は自分の考えを決定づける為の貴重な素材として、あなたの考えを醸成させる糧になります。
そして実際の行動においてどれを選択するかということだけは、自分自身の責任で決めればよいのです。
意見の違いを楽しむ余裕があれば、考え方の異なる人たちとの会合もとても楽しく価値あるものになっていくことでしょう。
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